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アマトリチャーナ・スパゲッティ

庄内かえる跳び

庄内のあちこちに出没して、「んめもの」や「おもしぇごど」を探してきます♪


雛めぐり


雛めぐり◎松ケ岡開墾記念館〜全国の土人形のおひな様

2008-03-30 23:55:59
大河ドラマでも話題の薩摩糸雛も展示 全国の土人形を一堂に展示 鶴岡の瓦人形

鶴岡市羽黒町松ケ岡の国指定史跡「松ケ岡開墾場」に建つ開墾記念館では、全国から集められた2万5千点を超える郷土玩具のコレクションを展示しています。このコレクションは、先祖代々、松ケ岡開墾事業に従事した田中正臣さん、正佐さんの兄弟(いずれも故人)が収集したもので、同記念館に寄贈されたものです。
記念館では常時、このコレクションを展示していますが、この中から土人形のお雛さま約200体をピックアップし、コーナーを作っています。

大きな雛段には、岐阜県の市原土人形、博多の今宿人形、高山びな、八橋(やばせ)土人形、美濃姫の土人形、花巻人形、堤人形など数え切れないほど多くの種類が飾られています。田中兄弟が寄贈した際に、どこの人形かわかっていたものもありますが、中には不明のものもありました。おひなさまの公開ももう終盤ですが、見学した人から「同じものが家にある」と言われ、身元が判明した土人形もあるそうです。

また、こちらは地元ということもあり、鶴岡の瓦人形を伝えてきた尾形家の人形も展示しています。先代の人形と、近年復活させた現在のご主人の作品を比べてみるのも楽しいものです。

鶴岡の瓦人形は江戸時代末期の創始。尾形喜助(安永年間〜弘化3年没)、もしくは藤七(文政年間〜明治10年没)の代に始められたと言われています。尾形家は、夏は茅屋根の噴師、冬は素焼きの植木鉢や火消壷などを焼いていたといいます。その余技で始めたらしいとのこと。「瓦」とは、屋根瓦ではなく、かわらけ、つまりどきのことで、同様に人形を焼いたものを「かわらけ」人形、それが「瓦」人形になったということです。

昭和30年ごろ、先代の喜一郎氏の代で一度は途絶えた鶴岡瓦人形ですが、10数年前に弘一さんが復活させ、今も伝えています。色彩に多少の変化が見られます。お雛さま以外にも作品が残されていますが、人形の顔の色がピンクがかっているのが特徴のようです。

また、大河ドラマの篤姫人気で脚光を浴びる薩摩の紙雛「薩摩糸雛」を、特別にケースに収め、より近くで鑑賞してもらっています。「庄内ひな街道」のパンフレットに使われているのは、数年前の展示の写真で、ケースに収められているため、ずいぶん遠く離れているのですが、今年は特別、近くで拝見できますよ。


◆松ケ岡開墾記念館「全国の土人形のおひな様」
〜4月3日(木) 9時30分〜16時30分(月曜日定休)
鑑賞料 大人450円、高校・大学生350円、小中学生150円
    (共通鑑賞券持参で割り引きになります)
電話 0235(62)4295

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雛めぐり◎旧鐙屋〜「土のひな人形」展

2008-03-28 13:42:52
斎藤さんがコレクションした伏見人形の数々 伏見人形を収集した斎藤欣さん 旧鐙屋に飾られた鵜渡川原人形

井原西鶴の「日本永代蔵」に、日本有数の米問屋としてその名をとどめる鐙屋。廻船問屋で、酒田の三十六人衆の一員としても豪商振りを知られていました。その建物が、昭和59年に国の史跡「旧鐙屋」として指定され、酒田の観光名所の1つとなっています。そこで展示されているのが酒田に伝わる土人形「鵜渡川原人形」。ひな飾りをはじめ、七福神や昔話の主人公、西洋風の人形などさまざまで、訪れる人の目を楽しませてくれます。

今年新たに展示に加わったのが、酒田市在住の斎藤欣さんが収集した伏見人形の数々。斎藤さんは子供のころから、家にあった土人形を見て育ちました。20年ほど前からコレクションを始め、有名な伏見人形や鵜渡川原人形、そして鶴岡の瓦人形などをたくさんコレクションしています。

伏見人形は、江戸時代の文化文政の頃、京都の伏見稲荷神社の参詣のみやげ品として、近くの瓦職人が土人形を作ったのが始まりで、全国に広まっていきました。土人形の中でも歴史が古く、日本各地に伝わる土人形の原型といわれています。

斎藤さんは「伏見人形と鶴岡の瓦人形はよく似ています。色や題材まで似ていますが、酒田の人形は商売っ気があるので、カラフルで新しい題材を取り入れています」と、その違いを話してくださいました。

以前から鵜渡川原人形はカラフルだなあと思っていたのですが、比べてみるとその違いがよくわかります。伏見と鶴岡の人形は、朱色の色合いまでそっくり。斎藤さんは「鶴岡は職人気質で技術も高く、伏見によく似せて作ったのでしょう」と分析していらっしゃいます。

家には、飾られている伏見人形の倍ほどの鶴岡の人形があるという斎藤さん。「来年あたりでも、鶴岡で展示が開けたらうれしい」と話していました。ぜひ実現してほしいものです。


◆旧鐙屋「土のひな人形」展と折り紙のおひな様づくり体験
〜4月3日 9時〜16時半(期間中無休)
大人310円、高大生210円、小中学生100円
(土日は小中学生は無料)
問い合わせ 0234(22)5001

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雛めぐり◎庄内空港〜秋野家のおひなさまと酒田の土人形と傘福

2008-03-27 23:54:45
庄内空港3階ギャラリー 鵜渡川原人形 秋野家の享保雛

庄内地方への空の玄関口、庄内空港の3階ギャラリーには、訪れる観光客を歓迎し、享保雛の名品を飾っています。古い時代のお雛さまがたくさん残されている庄内でも代表格ともいえる内裏雛。すばらしいお雛さまに出会えることを期待して庄内を訪れる方たちにも、これからの楽しい雛めぐりを予感させるような、そんな素敵なお雛さまです。展示は今月31日まで。

公開されているのは、港町・加茂の旧家、秋野家に伝わる江戸後期の享保雛。秋野家は、庄内でも本間家に次ぐ大地主として知られ、当主は「茂右衛門」を名乗ったことから地元の人たちにも「もえさま」として親しまれてきた名家です。

飾られているお雛さまは、文化元年(1804年)ごろに、7代目の秋野茂右衛門が求めたと、お人形が入っていた箱には書かれているそうです。高さがいずれも40センチほどある大きいもので、お顔は静かな微笑をたたえています。前に座っている五楽人は、笙や横笛など雅楽を演奏しています。

また、近年脚光を浴びている傘福と一緒に、酒田に伝わる民芸品、鵜渡川原人形の段飾りも展示してあります。長くその技術を伝えてきた大石家の本家と分家の土人形を、それぞれ展示。形も少しずつ違い、色や模様もそれぞれ違っているようです。どちらがお好みでしょうか?

同じく3階のレストラン「寿司岩」では、展示に合わせて「ひな膳」を出しています。1日限定20食。1250円です。おてごろなちらし寿司もあるので、お食事どきに合わせてご来場のほどを…。

※鵜渡川原人形は撮影禁止です。保存会の許可を得て撮影しています。

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雛めぐり◎旧鐙屋で折り紙のおひなさま作り

2008-03-24 12:42:59
立派に完成した折り紙のお雛さま 折り紙のお雛さまの段飾り 係の方の指導で体験する子供たち

庄内ひな街道の展示施設の1つとなっている旧鐙屋(国指定史跡)で、折り紙でつくるお雛さまの体験ができます。会場には土人形のお雛さまと一緒に、折り紙のお雛さまの雛段もあって、酒田の傘福を模した折り紙で作ったつるし飾りも展示してありました。とても華やかな雰囲気でうれしくなりました。

折り紙体験は係の方に申し出ると、その場で無料でできます。1つを折るのに10分から20分ぐらいと簡単。・・・簡単なはずだったのですが…。

手順を何工程かに分けて、見本を展示してあるのですが、それを見て「鶴みたいに折ればいいのかしら」と思っていたら、最初から折り方が違う! 折り跡がつかないような最低限の折り方なのだということが、やっているうちにわかりました。たたんだり、開いたり、切込みを入れたり、と技のオンパレードのお雛さまづくり。大人も一生懸命になり、だけど子供にもちゃんと作れるというのが魅力ですね。

悪戦苦闘しながら先生の指導のもと、なんとかきれいに作ることができました。体験は無地の折り紙を使ったのですが、雛段に展示してあったように、もう少し大きいサイズの千代紙などで作れば、もっと豪華になりますね。我が家にも飾りたいと思います。

お雛さまの展示期間中、土日は小中学生が無料(通常は100円)です。ぜひ、お子様にも手作り体験させてみてくださいね。

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雛めぐり◎お雛はん、魅さへ〜むらまご

2008-03-23 23:44:36
スタンプラリーの景品のてぬぐい 女雛のお顔 立派な村田家の段飾り

鶴岡市の商店街の各店が所蔵するお雛さまを展示する「鶴岡商店街雛めぐり〜お雛はん魅さへ〜」。3つのエリアのお雛さまを拝見し、それぞれのエリアでスタンプを集めるとオリジナルのお雛さまのてぬぐいがもらえるスタンプラリー。毎年、出遅れてしまう私ですが、何とか今年はてぬぐいをゲットすることができました。

去年までは先着800名だったのが、今年は1000名に人数もアップ! このてぬぐいのコレクターもたくさんいらっしゃるようですね。今年の図柄のモデルになったのが、銀座通商店街の呉服の店「むらまご」の村田家が所蔵する江戸時代後期の古今雛。ふっくらとしたお顔立ちの優美なお雛さまです。

村田家所蔵のお雛さまは、古今雛が2組、御所人形や竹田人形、かわいいちょんびなさま、からくり人形などがあります。お雛さまの前には、座椅子をしつらえてくださっていて、お茶やお菓子などもいただいてしまいました。

ところで、このオリジナルのてぬぐい、私がいただいた駅の観光案内所では残り少ない状況だったのですが、セントルなどではまだ数を確保しているとかいないとか…。土日が入ったので、数はかなり少なくなったと思います。まだもらっていない方は、早めに各エリアを回っていただき、ぜひ記念にてぬぐいをゲットしてください♪

※追記 日曜日(23日)の時点でセントルの分のてぬぐいはなくなったそうです。
    駅観光案内所、長南牛肉店とも、残りわずかだったそうです。

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雛めぐり◎酒田あいおい工藤美術館

2008-03-15 09:05:40
復元された傘福 村上大祭の山車のミニチュア(おしゃぎり会館) 八皿人形、傘福、雛飾りの超スリーショット!

ikoさんの「小耳に庄内」で、あいおい工藤美術館で復元した酒田傘鉾の展示が始まったことを知り、わたわたと出かけてきました。詳細はリンクしたikoさんのブログで。。。

工藤館長の定位置の後方に、桃や軍配、さるぼぼ?などのカラフルな飾りをつけた二段の傘。台車は曳くとちゃんと動くそうです。

原型となった傘福は、江戸時代(幕末)に作られたもので、本間美術館に飾られている風間家のものよりも古いそうです。酒田の山王祭りの山車をかたどったものとして、酒田の傘福のルーツを示す貴重な資料であることは間違いないでしょう。

また、風間家はもともと新潟県の村上の商人だったので、もしかしたら傘福は、村上大祭の山車をモチーフにしているかもしれません。

専門家ではないので、語るのはこれくらいにして…(笑)。


工藤美術館の今回のタイトルは「町屋の段飾り十組」なのですが、私が数えたところ、段飾りは14組ぐらいありましたよ。お内裏様に至っては17組? 数えているうちにわからなくなって、また1から…。

庄内あねさまのお人形も、何度見てもお顔がかわいくて、すてき。かたばみの紋がついた着物を着た女性の押し絵もあって、どのような方が遊んでいたのだろう、と興味がわきます。

今年はぜひ、あねさま人形の作り方を習って、後継者に…などともくろんでいるのですが、そしたら、傘福の近くにきれいなわら細工の人形も発見! 遊佐に伝わる八皿人形だそうです。

4月4日の夕方、人形が背負った「つと」に、8種類の料理を少しずつ詰め、子供たちがこの人形を手に、川に行き、歌を歌いながら川に流すのだそうです。頭には椿の花がさしてあります。

このわら人形を作る人も年々少なくなって、困っているとか。よし、こうなったら八皿の人形作りもマスターして、わら細工の後継者にもなってやるぞーっ!

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雛めぐり◎湯野浜温泉雛めぐり

2008-03-14 23:59:33
いさごやの享保雛 いさごやのロビーに飾られた段飾り みやじまの古今雛

鶴岡市の湯野浜温泉では、「鶴岡雛物語」の常連となっている龍の湯の「温泉宿のひな祭り」と別に、9軒の旅館・ホテルが連携して「湯野浜温泉雛めぐり」を展開しています。これまでは宿泊客しか拝見することができなかった秘蔵のお雛さまを、観光で訪れた人も自由に拝見することができるとあって、好評を得ています。

この企画に参加しているのは、スタンプラリーが行われている「鶴岡商店街雛めぐり」に掲載された順に、華夕美日本海、ホテル海麓園、洋風旅館花門、ホテル満光園、海辺のお宿一久、竹屋ホテル、游水亭いさごや、愉海亭みやじま、亀や。期間はほぼ4月3日までの予定ですが、ホテルによって開催時期が違う場合もあります。

温泉宿ならではの、日帰り温泉プランや雛膳の提供などとあわせて楽しむこともでき、遠方からのお客様だけでなく、市民も訪れています。

今回、私は温泉街の南部の3軒のお雛さまを拝見してきました。

亀やさんでは、雛の名工・大木平蔵の伝統を受け継いだきらびやかな平成のお雛さまを堪能。お人形はもちろんですが、桜橘の大きくてきれいなこと! さらに、やや小振りの段飾りも美しく、しばらくみとれていました。立ったまま拝見するのがはばかられるほど、すばらしいお雛さまでした。

游水亭いさごやさんには、ロビーに享保雛と古今雛の段飾り、奥のエレベーター前には古い時代の立ち雛と古今雛のお内裏様が飾られていました。当然のことなのでしょうが、絵が描かれた屏風も美しく、そちらにも目が行きました。

愉海亭みやじまさんでは、ラウンジに飾ってありました。うりざね顔の古今雛のお内裏様、比較的新しいと思われる三人官女。そして五人囃子の構成人員の年代が幅広く、おじいちゃんやおひげのおじさんまでいました。

ほかの展示施設にもぜひ訪れて、たくさんのお雛さまに会いたいと思っています。

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雛めぐり◎龍の湯「温泉宿のひなまつり」体験教室のご案内

2008-03-12 09:17:14
今年初お目見えの享保雛などを展示 かわいらしい傘福 これから体験行事がある水引ストラップと押し花

湯野浜温泉、龍の湯の蔵ギャラリー「氷室」では、「温泉宿のひなまつり」が開催されています。

代々受け継いできた江戸後期から大正期の古今雛や芥子雛、それに美しく、保存状態もよい六歌仙などが拝見できます。また、今年から珍しい享保雛も加わり、訪れる人の目を楽しませてくれます。

お雛さまの詳細は、追って別ページでレポする予定ですが、現在開催中のイベントやテナントなどを紹介しますね。


こちらのロビーでは、小池彌惣治本店による葛菓子の実演販売や、トルコのジハーンさんの輸入雑貨販売があります。また、さまざまな体験教室もあり、観光客や宿泊客に喜ばれています。これまで、水引細工、雛菓子作りなどが行われました。これから開催されるものは次のとおりです。

◆3月15日(土)
9:00〜11:00、13:30〜15:00
「雛ローソクつくり体験」(富樫絵ろうそく店)
体験費用 500円

◆3月16日(日)
10:30〜12:30
「水引でつくる携帯ストラップ」(佐藤久)
体験費用 1,000円

◆3月23日(日)
13:00〜14:00
「押し花体験会」(渡部早苗)
体験費用 300〜500円

また、売店ではミニチュアの傘福の販売もしています。

雛めぐりの期間中は、「春の日帰りプラン」として、個室での休憩、温泉三昧、桃の雛膳の3点セットで3,775円というサービスも提供。大人2名以上の予約で、利用時間は10時半から午後3時半まで。土日、祝日は525円増になります。

詳しくは龍の湯のHPをどうぞ。

(ギャラリーの中は撮影禁止です。お雛さまの画像は、許可をいただいて撮影しています。)

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雛めぐり◎日本のお雛さま文化交流会

2008-03-11 23:45:40
後半のシンポジウムのパネラーの皆さん 雛菓子や傘福、ポスターなどが展示された 講演する吉徳資料室長の小林すみ江さん

3月から4月にかけて展開されている「庄内ひな街道」を記念したシンポジウム「日本のお雛さま文化交流会inやまがた出羽の國 庄内」が8日、酒田市の東北公益文科大学内の公益研修センターで開かれました。

基調講演は、雛人形問屋の老舗「吉徳」の小林すみ江さんによる「雛人形 にし・ひがし」。

小林さんは、「人形は文化のかたち」であるとし、ひなまつりの発祥や歴史などをさまざまな資料を使って解説。中でも興味深かったのは、アメリカから友好の証に送られた、いわゆる「青い目の人形」の答礼人形として、昭和2年に58体の市松人形がアメリカに贈られ、メーン州には「ミス山形」と名づけられた人形が贈られ、州立博物館に収蔵されているそうです。

アメリカでは、このことがきっかけで、日本の人形づくりの技術が高いことを世界で証明されるようになったのだそうです。しかし、日本ではひな人形を作る人の地位は低く、芸術とは見られておらず、大変な苦労があったそうです。

それはさておき、この日米が交換した人形ですが、その後の世界大戦によって、対照的な運命が待っていました。

日本は、人形に人の身代わりの姿を見出します。それが、ひなまつりの原型とも言われるひとがた流しに表れています。そのため、戦時中の日本では、アメリカから贈られた人形に、敵国の姿を重ね合わせ、多くの人形を焼き討ちにしてしまったのです。12000体ほどあった人形は戦争後、約2%の300体ほどしか残らなかったそうです。

それとは対照的に、物質文明のアメリカでは、50体の人形のうち、48体が残っているとか。しかも、ハリケーンの後の豪雨で流されたとか、自然災害による損失だそうです。

こんなことからも、日本では人形が人の生活に入り込み、親しみながら生きてきたことがわかります。

ああ、長くなりそう。この項、まだまだ続きます。。。

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雛めぐり◎土門拳記念館ワークショップ(ちりめん雛と箸袋)

2008-03-07 09:18:44
まるでお手玉のような、かわいらしいちりめん雛 おめでたい席でも喜ばれそうな人形の箸袋 土門拳記念館で開かれたお雛さまワークショップ

雛めぐりイベントとしてはトップを切って行われた、土門拳記念館のワークショップ。昨年も好評だったちりめんのお雛さまに加えて、今年は新たに和紙で作る箸袋の2本立て。私は子供たちと参加して、子供がちりめん、私が箸袋を作ることに。どちらかというと箸袋のほうが簡単だったかもしれない。。。

ちりめん雛は2体で1組。まずは大き目の綿棒を顔に見立て、白のガーゼと黒の布をかぶせて糸で縛ります。顔と髪の比率をどうするか、顔の大きさは…などと考えて。糸でぎゅっと縛るのも、結構難しい作業でした。

次に、大きさが10センチ四方の着物になる布を、折り紙の風船などを作る手順の1番目のように四角に織り込みます、次に男雛は水色、女雛は赤の襦袢になる布をボンドで貼り、四角の一辺を頭の後方部分にして固定させ、体の中に手芸用のペレットの入った袋を詰めて、あとはひだひだになるように一針ずつすくって縛るとできあがり。初めてでもかわいらしいお雛さまができました。


人形の箸袋は5組作ります。爪楊枝に細長い黒の紙を巻き、赤い糸で縛ります。ちりめん雛と同様、この作業が一番難しいそうです。糸は少し長めに切り落とすとかわいらしかったですよ。

着物は模様のついた千代紙と、裏地になる無地の和紙(いずれも10×4センチ)を用意。恥を1センチほど織り込みますが、無地の紙が少し出るように折り目を少なくします。最初に襟を折り、胴体を三つ折にし、裾を少し広げます。

帯は無地の紙と同じものだと無難です。襟の折り跡を隠すようにボンドで貼ります。後ろの下がりは、長さを少し違えるとおしゃれな印象に。先ほどの爪楊枝の顔を差し込んでできあがり。

箸袋は白い奉書紙を三つ折にし、作った人形を貼り付けます。足の部分を折り曲げると、しゃれた感じになりました。箸を入れる方に、赤い和紙を貼り、襟のように織り込むと、おめでたい席でも喜ばれるような立派な箸袋になりました。

参加した人は、「息子の披露宴で、手作りの箸袋を出せたらいいですね」と夢を語ってくださいました。きっと喜ばれると思います。

不器用な私でも、思ったより簡単(?)に、かわいく作れたので、自分でも布や紙を選んで作ってみたいと思いました。

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雛めぐり◎あつみ温泉 雛まつり

2008-03-06 10:13:54
願いを込めて温海川にひな人形を流した 折り紙のお雛様を笹舟に乗せて〜 お雛様の顔を描き入れる子供たち

「あつみ温泉・湯のまち人形めぐり」を開催中の温海温泉では、期間中の特別イベントの第一弾として、「あつみ温泉雛まつり」が2日に開かれました。今年初めて流し雛を行うということで、参加してきました。

自分で折った折り紙のひな人形などを持参するといいそうなのですが、会場でも製作できるということで、手ぶらで出かけました。係の方が折ってくださった色とりどりの男雛と女雛があり、男の子は男雛、女の子は女雛の中から、自分の好きな色を選びます。そして、ペンでかわいく顔を入れたら、朝市広場の中にある温泉神社で、神主さんがご祈祷をしてくれます。玉串も捧げる、本格的なもので、これが無料でお払いしていただけるなんて! これだけでも参加してよかった。うちの子たちも、さぞかし丈夫で賢い子に育つことでしょう。。。

お払いが済んだお雛様は、笹の舟に乗せてもらい、近くの温海川へ。願いを込めて、舟を川に流しました。

今年は初めての開催ということで、参加者は思ったより少なかったそうですが、参加した人たちにはとても好評でした。子供たちも、楽しい思い出ができたと思います。来年もぜひ開催してくださいね。また出かけます。

ほかにも自分で作れるわたあめコーナーやゴム鉄砲作りなどもあり、できあがったゴム鉄砲で射的を行い、景品をゲットしていました。特産品の販売も行われ、楽しいひとときを過ごしていました。(画像いっぱいあるのですが、3枚までしか入らないので、撮らせてもらった子たち、載らなくてごめんね〜♪)

これからのイベントとしては、16日正午から「あつみ温泉 地酒・新酒まつり」、23日午前11時から「あつみ温泉 餅つきイベント」が開かれます。詳しくはあつみ観光協会公式サイトをどうぞ。

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雛めぐり◎土門拳記念館「写真で楽しむおひな様」

2008-03-04 09:53:17
記念館所蔵の江戸後期の古今雛 美しい庄内押し絵 藤森武氏撮影のおひなさま

酒田市の土門拳記念館の「写真で楽しむおひな様」展が3月1日から4月6日まで開かれています。

正面入り口には、土門拳が撮影した京都・北村美術館所蔵の「立ち雛」が飾られています。次郎左衛門の立ち雛で、土門が被写体に選んだのもうなずけるような迫力! ぜひ現地でご体感ください。ロビーには酒田商工会議所婦人部の協力により、傘福も飾られています。

館内奥の記念室には、土門の高弟、藤森武氏の撮影による、本間美術館所蔵のおひなさまの写真が10数点展示してあります。優美なおひなさまの姿を間近で拝見しているような気持ちになります。

同じく記念室には江戸時代後期の古今雛が飾られています。穏やかなお顔立ちに、拝見する者の心もほぐされていくようです。同じく記念館所蔵の庄内押し絵は、(私なんかが解説するものではありませんが)とても保存状態がよく、色も鮮やか! 大奥さながらの女人たちや能を題材にしたもの、大黒様などの縁起物など、とても美しいですね。


土門拳記念館では、主要展示室で「土門拳が好きだった仏像」(4月6日まで)、企画展示室1では「風貌」(同)、同2では「神話の里〜日向」(3月22日まで)を展示中。

開館時間 9:00〜16:30
     無休
電話番号 0234(31)0028
     酒田市飯森山2−13

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雛めぐり◎鶴岡アートフォーラム

2008-02-28 23:48:54
すばらしい段飾り 珍しい神殿造り

鶴岡市の鶴岡アートフォーラムで展示されているおひなさまです。昨年と同様、鶴岡市在住の旧家が所蔵するお人形を展示しています。

お内裏様は神殿の中にいらっしゃいます。大変珍しい造り。三人官女もこの中に使えています。その前には黒、紫、赤の更衣をまとった従者が控えています。

五人囃子と五楽人の二組の楽人をそろえたのも珍しいし、それより上の段に神功皇后や山姥などの趣向人形を据えてあるのも珍しいですね。

面差しや衣装などのまったく異なる二組の三使丁を揃えているのも、この興味深いと思って拝見しました。

学芸員の方によると、お人形は江戸時代後期のもので、下段の道具類は、比較的新しいそうですが、どれも立派なものでした。所有者の方は非公開とのことですが、私、別のところでこのお人形、絶対拝見しています! お宅にも遊びに行ったような・・・。違ったらごめんなさい。

りんごやみかんなどが、三宝にのって鎮座している様もかわいらしいな、と見入ってしまいました。

展示は3月9日まで。

鶴岡アートフォーラム
「古典雛御殿飾り」
〜3月9日
9:30〜21:30
月曜日休館
(祝祭日の場合は翌日)
古典雛鑑賞は無料
(展覧会料金は別途)

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