アートフォーラムで小原流鶴岡支部が「みんなの花展」
3月24、25の両日、鶴岡市のアートフォーラムで、いけばなの小原流鶴岡支部(鈴木豊苑支部長)による「みんなの花展―花の輪・人の輪〜春うらら」が開かれています。24日には子供のいけばな体験レッスンも行われ、小学生や幼稚園の子供たちが支部の専門認定教授らの指導で、春の花をかわいい器に生けていました。
いけばなの楽しさを多くの人に知ってもらおうというこの花展は、小原流本部の後援で毎年開かれているもの。今年は春の息吹を先取りしてもらおうと、3月に開かれました。
鶴岡支部の一般会員有志約150人の作品が飾られ、小原流の伝統的な継承花や、新しい感覚の小品作品など、会場は色とりどりの花で埋め尽くされています。訪れた人たちも、会員たちの豊かな表現力に感心しながら見入っていました。
また、24日に開かれた子供たちの体験レッスンでは、11人の小学生や幼稚園児が、いけばなに挑戦しました。男の子も女の子も、慣れない花ばさみに苦戦しながらも、ウイキョウと赤いチューリップで春の喜びを表現。すばらしいできばえに、自分でも驚いた様子でした。
2月24、25日 庄内華道連盟花展
庄内華道連盟の花展が2月24日と25日、東京第一ホテル鶴岡の鶴の間と鳳凰の間で開かれてました。庄内にある流派のうち、6つの流派の華道家158名の作品が飾られました。天候にも恵まれ、多くの人が訪れ、ひとあし早い春の花の競演を鑑賞していました。
2年に1度の発表の場。毎年10月に開かれている合同花展では、流派ごとに分かれて展示するのに対して、この華道連盟の花展は流派が入り混じっての展示なので、「個」の美が楽しめると思います。
春を先取りした梅や桜、サンシュユ、レンギョウなどの花もの、山鳥の羽根やCD、ストローなどの異素材など、素材のおもしろさを味わったり、それぞれの流派の特徴ある伝承花を見比べることもできます。
ひな壇をイメージしたかわいらしい作品や、10歳の女の子が生けたアイデアいっぱいの作品もありました。
作品の前では、作者と友人らが語らう姿や、作品に近寄ってじっくり鑑賞する人もいて、会場は終始華やいだ空気に包まれていました。
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アル・ケッチァーノと言えば、、、
宝谷カブの蕪主総会の会場になったアル・ケッチァーノといえば、先日、「庄内を遊ぼう」の特集ページで紹介した「寒ダラまつり」の写真撮影でお世話になりました。
タラの写真を撮らなくては、と思っていたとき、別の用事でアル・ケッチァーノに出かけた際、「近々寒ダラをさばくことってないですよね?」と遠慮がちに、しかも期待を込めてうかがったところ、「ちょうど明日さばくところです」という返事! 仕込み現場におじゃまさせていただきました。
魚料理担当は原田さん。昨年のイタリア・トリノで開かれた食の国際イベント「テッラ・マードレ(母なる大地)」に、スローフードの「世界の1000人」に選ばれた奥田シェフと一緒に参加した1人。魚はだいたいは彼がさばくのだそうです。
70〜80センチはあろうかという大きなタラを、手際よくおろしていきます。「たらふく食べる」の語源にもなっているとおり、食に貪欲なタラは釣り針をも飲み込んでいました。寒ダラ汁だと、身は皮をはいで切るところですが、イタリアンでは別の料理法になるので、皮付きのままとっておいていました。これは、ジャガイモとあわせたオーブン料理に使うのだそうです。内臓も部位ごとに塩水や氷水にさらしていました。
今では世界からも注目を浴びる奥田さんですが、以前シェフを務めた「穂波街道」時代に、その料理を紹介したことがあったのですが、その時の奥田さんは「はじめてメディアに取り上げられ、励みになった。その後、『家の光』などにも紹介された。あの記事がきっかけだった」と喜んでくれたのを覚えています。今回の記事も、原田さんの励みになってくれるとうれしいな、と思いつつ・・・。
ところで、この後、魚を仕入れに行くという奥田さんに同行させてもらいました。短時間でいいものを見極める奥田さんの目は真剣そのもの。魚についていろいろ聞きたいと思ったのですが、声をかけるのもはばかられるほどの真剣勝負でした。
その後、スーパーの駐車場に私たちを待たせ、フルーツトマトを買うために店内に駆け込む奥田さん。「すぐに戻る」という言葉どおりに、疾風のように帰って来ました。主婦の私も見習いたい! ダラダラ店内にいるのはやめよう、と誓ったのでした。
取材にご協力いただいた奥田さん、原田さん、ありがとうございました。
「寒ダラ特集」の記事はこちら>>「寒鱈汁がうまい!」
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2月10日 宝谷カブ蕪主総会inアル・ケッチァーノ
庄内の在来野菜の1つ、鶴岡市宝谷(ほうや)の宝谷カブ栽培農家を支援し、広く伝えていこうという「蕪主総会」が2月10日夜、イタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」で開かれました。
宝谷カブは鶴岡市宝谷地区(旧櫛引町)に伝わる在来野菜。青首の長い白カブで、長さが15〜20センチ、太さが2〜3センチあります。中山間部の焼畑で作られており、絶滅が心配されています。
蕪主総会では、賛同者に出資金を募り、種まきや収穫体験やカブ料理を味わう会を開くことで、保存に努めていこうと設立されました。総会には、ただ1人、この宝谷カブを栽培している畑山さんをはじめ、蕪主、ゲストら20人あまりが参加し、同じ櫛引地区の農家民宿「知憩軒」の長南みつさん、「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが料理した宝谷カブ料理の数々を堪能しました。
長南さんは、柚子風味のゴマみそで食べる蒸しカブやハリハリ漬け、カブの葉のおむすび、すりおろしたカブを入れる味噌汁などを紹介。奥田さんは、キジ肉とカブのグリル、ハタハタと細切りカブのマリネ、角切りカブ入りのパスタ、ベトナムのフォーのように庄内米を使った麺と鱈汁の組み合わせで薬味にカブを使ったものなど、さまざまなメニューを紹介しました。
中でも参加者が感心したのが、薄切りのカブをのせた、チーズを使わないピザ。サクッと焼けたピザに、シャキシャキの歯ごたえのカブがマッチして、なんともいえない逸品に。
最後に畑山さんに奨励金と奥田さんからのプレゼントとして「これからもおいしいカブを作って下さい」と書かれたズコットが贈られました。ズコットは私たちもご相伴にあずかりました。
このカブを味わう会は、蕪主の出資金5,000円とは別会計で開かれたのですが、蕪主の招待客として参加した私たちの会費は8,000円。それでも価値のある、おいしく楽しい食事会でした。
お雛菓子づくり体験記
丙申堂で行われたお雛菓子づくりを体験してきました。
指導は上畑町の住吉屋菓子舗の本間三雄さん。先生があらかじめ用意してきてくださったあんこを、色のついた白あんでくるくると包み、作りたいものの形を作っていきます。
鶴岡の雛菓子は、魚や果物、野菜などをリアルに、見たままに作るのが特徴。意匠的な京風の和菓子も素敵ですが、子供たちが見ても楽しい鶴岡雛菓子は、子供のお祭りにぴったりです。
住吉屋さんの雛菓子は、本間さんがデザインしたという丸い形の鯛の練り切りをはじめ、民田ナス、庄内柿、温海カブなど、地元を意識した題材もたくさんあります。型を使わずに、手で形を作り、木べらや爪楊枝などで表面のへこみやくぼみなどを表現します。
また、ナスのヘタなどははさみを使い、鋭く切り込みを入れていました。本間さん曰く、こういった道具を使うことで、作品に勢いが生まれるのだそうです。
私たちは鯛、ミカン、キュウリをそれぞれ作りました。家に帰ってから仏壇にあげ、拝んでからいただきました。食べるのがもったいなかったのですが、子供たちは自分たちが初めて作った和菓子を食べるのが待ち遠しく、食べてからも「おいしい、おいしい」を連発していました。
「庄内を遊ぼう」の特集にも体験記を紹介しました。>>>庄内ひな探訪の旅
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