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致道博物館で学芸員のお仕事体験

2008-08-11 23:43:25
学芸員になろう! 酒天童子絵巻 掛け軸の収納体験

「夏休みこどもミュージアムめぐり」を展開中の致道博物館で10日、夏休み親子イベントの第二弾として、「学芸員になってみよう」が開催されました。

学芸員って、どんな仕事をしているの? 美術品や展示品にはどんなものがあるの? 実際に掛け軸を飾って、勉強しました。

学芸員とは、歴史的、美術的に価値のある資料を収集したり、研究するほか、整理、保管などを行って次代に伝えるお仕事です。また、わかりやすく解説し、広く市民に知らせることも重要な役割です。国家資格で、実習も必須なので、致道博物館にも夏休みには毎年5〜6人ほどの大学生が実習に訪れます。その指導をするのも学芸員のお仕事です。

今回、親子が講習を受けたのは、学芸員としての勉強の第一歩でもある掛け軸を飾るという作業。掛け軸を桐箱などの収納されている箱から取り出し、巻き緒をほどいて机の上で少しのばしたら、片手で軸を持ち、もう一方で掛け緒を軸釘にかけます。両手で軸首を持って、ゆっくり平行に下ろしていきます。

さすがに本物は触らせていただけず(まあ、当然ですが。。。)西郷隆盛筆の書のレプリカで実習しました。和風なお宅なら、だいたい何種類かは掛け軸があると思いますが、掛ける仕事はだいたいその家の大人がやるはず。参加した子供たちは初めての作業でしたが、なかなか上手にやっていましたよ。

このほか、昨年寄贈を受けて、現在鑑定中の水墨画や、酒井忠篤公が京都から求めたといわれている「酒天童子絵巻」も拝見しました。150年ほど前のものだそうですが、色が鮮やかで、絵も細やか。大江山の恐ろしい鬼(盗賊)の首が飛ぶ様子は大迫力。指導してくださった学芸員の本間さんも「まだ見たことがない」という3巻めの大団円まで見せていただきましたよ。

「子供のころから、博物館や美術館が好きで勉強をした」という本間さん。一般の人が触れられない価値のある品々を間近で見られたり、研究できるというのがとてもうれしいと話してくださいました。学芸員というお仕事に誇りをもって取り組んでいらっしゃる姿を拝見して、子供たちにも学芸員というお仕事が理解できたのでは、と思います。



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