雛めぐり◎庄内空港〜秋野家のおひなさまと酒田の土人形と傘福
庄内地方への空の玄関口、庄内空港の3階ギャラリーには、訪れる観光客を歓迎し、享保雛の名品を飾っています。古い時代のお雛さまがたくさん残されている庄内でも代表格ともいえる内裏雛。すばらしいお雛さまに出会えることを期待して庄内を訪れる方たちにも、これからの楽しい雛めぐりを予感させるような、そんな素敵なお雛さまです。展示は今月31日まで。
公開されているのは、港町・加茂の旧家、秋野家に伝わる江戸後期の享保雛。秋野家は、庄内でも本間家に次ぐ大地主として知られ、当主は「茂右衛門」を名乗ったことから地元の人たちにも「もえさま」として親しまれてきた名家です。
飾られているお雛さまは、文化元年(1804年)ごろに、7代目の秋野茂右衛門が求めたと、お人形が入っていた箱には書かれているそうです。高さがいずれも40センチほどある大きいもので、お顔は静かな微笑をたたえています。前に座っている五楽人は、笙や横笛など雅楽を演奏しています。
また、近年脚光を浴びている傘福と一緒に、酒田に伝わる民芸品、鵜渡川原人形の段飾りも展示してあります。長くその技術を伝えてきた大石家の本家と分家の土人形を、それぞれ展示。形も少しずつ違い、色や模様もそれぞれ違っているようです。どちらがお好みでしょうか?
同じく3階のレストラン「寿司岩」では、展示に合わせて「ひな膳」を出しています。1日限定20食。1250円です。おてごろなちらし寿司もあるので、お食事どきに合わせてご来場のほどを…。
※鵜渡川原人形は撮影禁止です。保存会の許可を得て撮影しています。
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