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アマトリチャーナ・スパゲッティ

庄内かえる跳び

庄内のあちこちに出没して、「んめもの」や「おもしぇごど」を探してきます♪



「食の都庄内」の未来を考える・その1

2007-09-06 09:59:44

山形銀行鶴岡支店の創業110周年記念事業として、9月4日午後、鶴岡市のグランドエル・サンで「『食の都庄内』の未来を考える」と題したシンポジウムが開かれました。
山大農学部の江頭宏昌准教授の基調講演、庄内支庁長やレストランシェフ、割烹女将らが参加したシンポジウム、そして会の最後に参加者に贈られたおいしいプレゼントなどなど、特筆すべきことが多い集いでした。
ここで、数回にわたって書き留めたいと思います。
まずは、第1部の江頭准教授の基調講演から。

演題は、先生の専門分野でもある在来野菜がテーマ。「在来野菜から庄内の未来を考える」というもの。

庄内は特産物で1年間の暦がつくれるほど、食べ物の旬が今なお大切にされている土地柄であり、海から海抜2000メートルまでの距離が極めて短いことから、その地に特徴的な食材が伝えられて来たところです。
在来野菜には特別な定義はないので、研究チームで定義づけしたものが、「ある地域で世代を超えて栽培者によって種苗の保存が続けられ、特定の用途に供されてきた作物の品種・系統」をいうもので、用途とは食用、薬用、燃料、鑑賞、儀礼などが上げられます。
特徴としては、数が少なく、味も大衆受けするものではなく、苦味やエグみがあるので、マイナスイメージが多いのですが、地域のメディアとして存在するという大きな任務があります。

県内の在来作物は今全部で133。ダダチャ豆だけでも30種目が伝えられていますが、中には後継者不足で絶滅の危機にあるものも。
また、お盆過ぎに種をまき、雪が降る前に収穫できる温海カブについて、「短い期間で植えて、収穫できるのが今まで伝わってきた一因。盆ごろになると、その年の米の作況がわかるので、凶作になりそうなときは、カブを多めにまいて飢饉を逃れることができた」のだとか。なるほど!

世界の人口は62億人で、さらに増加傾向にありますが、庄内や山形県を見ると、人口は減少傾向にあります。ということは農業が占める割合も減る、ということ。
40年後の人たちは、今の3分の2の食料で我慢しなければいけないという、危機的な事態に直面しているのだそうです。
江頭先生は、最後に未来の人に残すものとして「庄内自立国構想」を掲げ、「食料とエネルギーを自給し、豊かな環境を守ること。また、来訪者には水や空気、人情、食べ物などの「幸せ」のおすそわけをすること。農業が自立を支える重要産業であることを認識し、住民は農家から食料とエネルギーをおすそ分けしてもらう」ということ挙げていました。
この自立国は別名「食の都」という、と講演をしめくくっていました。



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